全経 159回 工業簿記 74/100
全経 161回 工業簿記 78/100
全経 162回 工業簿記 90/100
全経 143回 原価計算 60/100
全経 146回 原価計算 44/100
159回と160回で思うが、部門費配賦表の細かい書き方がよく分からない。簡便法や直接法、連立式法で細かいところが違う。何処に0と書けばいいのか良いのか曖昧であり、そういう詰まらない所で記入ミスをし、一応まんまる10点ミスとした問題もある。それとは関係なしに、159回の問題3の最初の⑨⑩が0になるのは落とした人が多そうである。
工簿161回は端数を出して計算の面倒臭さを問う問題であり、そういう観点では非常に難しい。また内容的にも、(近年の)日商にはない非度外視法での減損の計算方法を問うなど厄介である。何故か異常減損費を仕掛品に配賦してしまったり、完成品の原価を、月末仕掛品から控除するやり方で求めなかったために、端数処理の結果が食い違ってしまったりした。流石に、投入した数値よりアウトプットが多いというのは許されないのだろう。
工簿162回の難易度は割合低く、計算スピードや勘定記入の部分の理解に課題を残したものの、それなりに高い点数が取れた。これで162回は初見で一応合格点に達したので、ようやくスタート地点にたったと言える。
ただし、全経はもう二度と受けないというか、次の日商で簿記は終りにしたいので・・・。
143回の原価計算は20分ぐらいで全て解けたが、半分近く落とした。問題文の指示が相当紛らわしいというか、嫌らしい書き方がされていて、単位原価を求める部分で勘違いしやすくなっている。解いてる最中に違和感を持ったので「何処か間違っているだろう」という疑念は抱いたのだが、まさかこんな部分とは。
144回の原計は単位とか読み落として混乱したり、セールスミックスの意味を汲み取れなくて崩壊。CVP計算で高得点取れないのはやはり問題あるとしか思えない。しかし、720/1500を電卓を使って計算という落としようがない部分を間違えて4点失っていることが致命的。癖でいつも個数(Q)で計算してしまうのだが、これからは売上高(S)での計算も覚えないと。
- 階梯式の配賦法では、下位の補助部門からは上位の補助部門に配賦しないと考える。
- 正常仕損費は、部門が特定されていなければ間接費となるため、一度仕掛品勘定から正常仕損費勘定に振り替えたあと、再度仕掛品勘定に戻ってくることになる。
- 安全余裕率とは「現時点からどの程度売上高が減少しても利益を計上できるか」を表した指標なので,これが大きいほど利益計上の安全性は高いといえる。
- CVP分析において,各製品の売上高の割合が一定の場合,各製品の限界利益率から会社全体の加重平均限界利益率を求め,損益分岐点売上高を求める。