日商123回 商業簿記 11/25
日商125回 商業簿記 13/25 (NS:14/25)
123回は、割賦販売の部分が複雑で、そこを起因とした失点(TACだと7点)と利息の級数法は落としても仕方ない。ただ、利益準備金の積立をまたまた間違えたり、仮受金の数値を見逃して手形売却損を落としたのは痛い。後T/Bの繰越利益剰余金って、前T/Bの決算修正仕訳を行い、繰越利益剰余金が絡む仕訳が合っていれば正答できるのか? それなら@1点取れたのだが・・・。しかし、この問題の謎は「評価差額は、可能ならば、全部純資産直入法による」という指示。
125回はSPCの部分は、要は相殺するんじゃないかなと推測はできたのだが、リースの端数処理と現金預金のミスで-4、減損で-2、建物で-2、消費税で-2、貸倒引当金で-2。現金預金は「リース料の支払いの指示がないから」とは思ったのだが、やはり間違っていた。財務内容評価法の貸倒引当金繰入は「債権金額x貸倒率-保証金」としてしまったが「(債権金額-保証金)*貸倒率」が正しい模様。
あとは年金現価係数があるときのリースは、計算の順序に加えて、減損も割引前CFの方が小さいから生じてないとした致命的なミス。建物の減価償却費は、何故か定額法で計算ミスしたのか解けず、定率法は無理だなと思って諦めてしまった。税効果会計は、前T/B額を見落として資産は間違えた。消費税は、税込ということを見逃したポカ。
- 利益準備金の積立は、配当金の1/10と、1/4*資本金-準備金のどちらか少ないほうである。というより、会社法で配当金の1/10を利益準備金積み立てるという原則があり、会社法計算規則で準備金の限度は資本金の1/4までと定められている。だから、原則として1/10を積み立てるが、準備金の合計が資本金の25%に達してるかどうかも確認し、配当金の1/10よりも少ない額で25%に達するなら、そっちを加算しろということだろう。
- 年金現価係数が与えられてるときのリースは、支払利息ではなく、リース債務から先に計算する。
- 減損は、帳簿価額>割引前将来CFのときに認識する。
- 割引後将来CF=使用価値
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