工原合トレIII:10-16~20, 11-1~11-4
095回工簿 21/25 初見・50分 (但し合トレに類問あり)
111回工簿 12/25 初見・43分
117回工簿 11/25 初見・39分
設備投資の意思決定はやはり難しい。苦手な受験生が多いとたまに見るが、非常によく分かる。僅か一つの見落としだけで最終的な計算結果が違ってしまう上に、問題の性質的に端数処理が非常に厄介だ。一部を間違えたら芋づる的に他も落してしまうという工原の難しさの典型である。ま、ただ今日解いた111回の標準原価の原価処理もひとつの書き間違えで大きく落してしまったんだがねえ・・・。
117回工簿は勉強になる。正常仕損率が分からないのだが、仕損減損も含めて100個で原料16kgが標準であれば、245,000個では39,200kgになるはずである。んで原料投入が39,600kgであれば400kgが異常減損である。実際は38,400kgなんだけど。まあ、この問題は材料の再分析は正解したのだが、労務費と間接費で能率差異と歩留差異を逆にしてしまったしな。あと、資料から正しく変動原価を作れなかった。
- 借入金の返済には法人税はかけない。
- 配合差異と歩留差異は、加重平均使っても使わなくても最終的な消費量差異は同じであるが、配合差異と歩留差異の数値は異なる。
- 加重平均単価による差異分析は、歩留差異は普通のやり方でいいのだが、配合差異に関しては、平均より高い原料なのか安い原料なのかに基づいて差異を決めるべきであり、単なる量では決まらない。
- 標準歩留に基づく標準消費量-実際歩留に基づく標準消費量=歩留差異