日商102回 商簿 21/25
得点を控えてないが2回目なので流石にそこそこ稼げる。この問題は臨時償却費が含まれているから、現時点で解くのはあまり好ましくないが、改正前と改正後の異同をしっかり記憶するのがベストかもしれない。この問題は、それよりも破産更生債権への貸倒引当金が特別損失に計上されるということが、合テキには一切書かれてない事が気になる。
取得原価800千円、耐用年数8年、償却率年25%を定率法により2年間償却したが、当期期首より残存耐用年数を5年(償却率年28%)に変更することにした。
従来だと、短縮前の耐用年数での累計額と短縮後の累計額の差額を臨時償却費として計上する。
800x25%=200 (800-200)x25%=150 ∴合計=350
800x28%=224 (800-224)x28%=161 ∴合計=385
(800-224-161)x28%=116
(旧基準での正解)
減価償却費 116 / 減価償却累計額 116
臨時償却費 35 / 減価償却累計額 35
現状は、耐用年数の短縮は、会計上の見積もりの変更とし、会計上の誤謬みたく過去に遡って修正はしないものの、従来のように特別損失としての臨時償却費は計上せずに、期首時点での要償却額を短縮後の残存耐用年数にわたって償却するものとして当期の減価償却費を計上し、減価償却費の全額を通常の計上区分に計上する。この書き方では名言されていないが、実質的に、定率法を用いていても、変更後は定額法で償却するように読める。
(800-224-161)÷3=138
(現行基準での正解)
減価償却費 138 / 減価償却累計額 138
PR