11/16
Sun
2008
なんか会場の大学が地味に遠くて交通費が片道1000円ぐらいかかった。ふざけんな、こんな田舎キャンバスでやらせんな!こんな遠くで受けて、しかも結果は来月19日ってさ、つくづく横浜で受けて損したと思った。んで、迷った末に遅刻ギリギリで席についてしまい直前に確認する余裕もなし。まあ、どうせCVPとか費目別計算を見ていたはずだから影響なかったと思うけど。
で、解答用紙が配られたのでふと裏返してみたら、なんか仕訳欄が見えるんですが?wwww \(^o^)/オワタ工業簿記はこの前出たから対策してねーって! まさか連続で工業仕訳が出るのかよと。この時点で合格は早々厳しいなという気もしたが、ただ、費目別計算と違って多少の部分点ぐらいは取れる気はした。
テストが始まり、耳栓を忘れたが、あまり周囲の電卓音は言われてるほど気にならなかった。むしろ隣のオッサンが「ええ~」とか唸るほうがうるさかった。なお、試験は数値が一致するまで2回以上計算するなど丁寧に解いていったにも関わらず、問5を終えたあとに30分以上も時間が余った。俺は集中できない人間なゆえに自分で時間を測って過去問を解いた事がなく、そもそも電卓を打つのが遅いので、本番はギリギリ2時間で終わるのかな程度に思っていたのだけど。
第一問の仕訳は難易度は低めだった。2つ目で創立費を使うことは上に列記されていた勘定科目で目に入ったので気づいたが、まさか資本準備金に入れるとは思わず、苦肉の策で別段預金に入れてしまった。会社を起こすときは繰越利益剰余金じゃないのか。
第二問は、直前まで二重仕訳について勉強していたが間に合わず。当座預金と受取手形で二重になってることは気づいたが、見事に引く数値を間違えてる。しかも、当座預金だけじゃなく受取手形まで残高の数値がなんか違うみたいである。ここは、資本金と合わせて6点は最低でも減点されているだろう。
第三問は、最初に解いたらPLとBSの当期純利益が1000違った。かなり気になったが、大体合っている気がしたので工業簿記に進むことにした。あとで計算が複雑な営業費を見直したら、3と2を書き間違えてることに気づいた。これで純利益が一致し、この時点でもう見直す必要はなくなったのだが、一応、売上原価と繰越商品まで見直してみた。
第四問は、さっぱり対策してなかった工業簿記だが、純粋な材料の原価じゃなくて、運送料金だのを加算した上で数量で割った物を直接材料費にするっていうのは、118回か119回で出題されたばかりだし、あとの問題も少し前の過去問と似ていた。やはり工業簿記は勘定科目が少ないんで、パターンに持ち込めるというのは心強い。ただ、ここは計算ミスが物凄く怖い。下書きに残された後を見ると、大体合ってるっぽい。
第五問は、出題が予想されていた標準原価計算がやはり出た。有り難いことに、電車の中で直接労務費の当期投入を加工費として計算する事を知ったんで、製造間接費も加工費だろうと気づけた(まぁ、2600個とすると実質と標準が同じになるんだが)。あとは、シュラッター図に入れていくだけだが、まだ不慣れなのか見直しする度に結果が違う。しかも、製造間接費の総差異の求め方がさっぱり分からない。最終的には、全ての差異を足したものの数値を入れておいたが、かなり心残りだったので全て解答メモっておいて後で確認したら、全て正解だった。
試験が終わり、答案を回収するときに、前の人の答案が見えた。そこには「試用品仮売上」が書かれていて「ええええええ!!」と思って、隣の列の答案が回収される際にそれもこっそり見たらやはり「試用品仮売上」と・・・。\(^o^)/オワタ で、第二問の答案を回収するときにも前の人の答案を見たら、残高試算表だというのになぜか借方と貸方の両方に数値が書かれていた。「ええええええ!!!」と思って、また隣の列の答案が回収されるときに見てみたら、やはりその人も両方に数値を書いていた。仕訳を最低でも2問も間違えていて、しかも第二問が0点かよ!と絶望したが、あとで確認してみたら俺が正しかった。そうだ、60%は落ちる試験。周りは信用しなくていい。
結論から言えば、簿記2級は出題を予想して対策するのが効果的である。今回も「特殊仕訳帳→試算表」「本支店会計」「標準原価計算」は簡単に予想できたし(特殊仕訳帳の二重仕訳対策できてない俺が言うのもなんだけど)。ただ、121回は予想がまた難しくなる。第二問は、特殊仕訳帳も伝票もありえるし、第三問は精算表もしくは財務諸表、第四問は、部門別か個別原価計算で、第五問は直接原価計算だろう。