111回
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出題の意図
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TACの講評
■会計学
①理論【標準】cとdは基礎知識。aがやや難。bとeは文脈から推測できる。
②純資産 【標準】 一株当たりの純利益と潜在株式。計算はごく普通だが、用語の穴埋めがやや難。
工業簿記
【★★☆】 原価差異の会計処理
原価差異自体はそこまで難しい論点ではなく、通常は受入価格などを転がし計算法によって追加配賦すればいいのだが、本問の場合は工程別になっていて、第一工程と第二工程では違うところが大きな特徴である。消費量差異まではともかく、加工費配賦に関しては、第一工程の標準作業時間を求めるところが難。
原価計算
予算実績差異分析 【標準】 貢献利益の分析。計算量も多くなく、30分以内に解ける出題であり全体としては易しいのだが、市場占拠率差異と市場総需要量差異に関して、販売ルート別のマーケットシェアが資料にないので、全体で加重平均貢献利益で分析しないといけない事に気づかないと満点が取れない。
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