110回
出題の意図
■会計学
① 理論 【やや易】 穴埋め(記述式)。45は極めて平易。34も入れやすい。1は多少難しい。
②-1 【易】 売価還元法。問われてることを答える力があれば問題なく正答できる。
②-2 【易】 退職給付債務の計算。極めて基礎的。
②-3 【やや難】 剰余金配当限度額の計算。単純に剰余金を足す方法のみで記憶している場合は解けない。
③ 連結会計 【標準】 株式の追加取得・売却。配当金と当期純利益の修正を分けて仕訳する場合は注意。
■工業簿記
【B】実際部門別原価計算
計算量自体は少ないが、問題文の会話が嫌らしい。まず最初に単一配賦するのか否かが会話の途中を読んで判断しないといけず、そして固定予算で分析しているので、途中から答えなおしになる可能性も。固定予算絡みのところ以外は平易だが、
【★★☆】 標準原価計算における仕損
修正パーシャルプランにおけるごく基礎的な勘定記入を問う問題であるが、本問の場合、テキストレベルの設例とは違って数値をキリの悪い数値にしており、正常減損率も割り切れない。かつ消費量差異の勘定記入で、貸方にも記入する必要がある。
原価計算 【やや易】 追加投資のCF。他が簡単なだけに、最後の問題を注意して解かないと差がついてしまうかも?
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