日商簿記 114回 商業簿記 12/25 @55分
なお、仮に「為替予約」でなく「未収金」も勘定科目として許容されたら14点。114回は偉く合格率が低く、商業簿記も点が稼げなかった人が多いと聞いていたので覚悟していたが、分量は割合少なく、 為替予約の独立処理と減損損失以外はそこまで難しいものとは思えんのだが・・・。
①独立処理の勘定科目を間違えた (-2)
②のれんを加えた減損損失が完全にできなかった (-5)
③B/S商品に書くべき数値をP/L期末商品棚卸高に書いた。(-1)
④前々期期首なのに今期末含めて2年分とし、前T/B分を重複加算した。(-1)
⑤有価証券評価益(運用益)を落とした。 (-1)
⑥その他有価証券評価差額金を落とした。(-2)
⑦①~⑥の結果、税引前当期純利益を落とした。(-1)
- 有価証券評価損益は、入替法でも切放法でもP/Lの結果は相殺すれば同じになる。
- P/Lの期末商品棚卸高は、棚卸減耗費も商品評価損も含む。ただし、売価還元低価法の場合は、商品評価損を計算するかしないかで、期末商品棚卸高の数値は変動しうる。
- 時価のある保有社債がその他有価証券に分類されており、かつ券面額と取得原価の差額が金利の調整と認められる場合の評価方法は、償却原価法を適用して算定した償却原価と時価との差額を評価差額とし、評価差額について税効果会計を適用する。
- その他有価証券の評価は洗替法である。
- のれんに減損の兆候がある場合に、減損損失を認識するかどうかの判定は、のれんが帰属する事業に関連する複数の資産グループにのれんを加えた、より大きな単位で行う。のれんを含む、より大きな単位について減損損失を認識するかどうかを判定するに際しては、のれんを含まない各資産グループにおいて算定された減損損失控除前の帳簿価額にのれんの帳簿価額を加えた金額と割引前将来キャッシュ・フローの総額とを比較する。この場合に、のれんを加えることによって算定される減損損失の増加額は、原則として、のれんに配分する。のれんの帳簿価額を当該のれんが帰属する事業に関連する資産グループに合理的な基準で配分することができる場合には、のれんの帳簿価額を各資産グループに配分したうえで減損損失を認識するかどうかを判定する事ができる。この場合に、各資産グループについて認識された減損損失は、のれんに優先的に配分し、残額は、帳簿価額に基づく比例配分等の合理的な方法により、当該資産グループの各構成資産に配分する。
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